『明治日本の産業革命遺産』が世界遺産に登録!

平成27年7月5日、ユネスコ世界遺産委員会にて萩市の5資産を含む

「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決定致しました。

 

【明治日本の産業革命遺産】
日本は、幕末から僅か半世紀の間に製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業において急速な産業化を達成し、非西欧地域で最初の産業国家としての地位を確立しました。このことは、世界史的に極めて意義のある特筆すべき類稀な事象であり、この歴史的過程を時間軸に沿って示しているのが、「明治日本の産業革命遺産」です。
この遺産群は九州・山口を中心に8県11市に23の資産があります。

 

【萩の産業遺産群】
萩エリアは時代順に1番目のエリアで5つの資産で構成されています。

①萩城下町
②萩反射炉
③恵美須ヶ鼻造船所跡
④大板山たたら製鉄遺跡
⑤松下村塾

萩エリアは、幕末に西洋技術を取り入れ産業化や産業文化形成の舞台となった地域の全体像と特徴をよく表しており、日本の産業化が世界トップレベルに到達したことを示しているエリア6・7・8と比べると、わずか半世紀でいかに日本の社会景観が変化したのかをみることができます。また萩エリアには産業化に関する地域の政治、行政、経済、技術、人材育成についての要素がすべて含まれており、萩の地域社会が直接の主体として産業化に取り組んだことを示しています。

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